玖珠町立玖珠幼稚園 閉園
- 文化・教育施設
町立玖珠幼稚園(大分県玖珠郡玖珠町大字塚脇1268)が62年の歴史に幕を下ろします。登園は、1955年に「町立なかよし幼稚園」として開園し1981年に現在の玖珠幼稚園と改称され、これまで4252人の園児が巣立ちました。一時は3クラス100人以上の園児が在籍していましたが、町の過疎化と共に子ども数も減少し今年度は9名の園児が在籍。2018年3月19日に卒園・閉園式があり、62年の歴史に幕を閉じました。玖珠幼稚園は玖珠町のシンボルとして地域交流も盛んで、受験シーズンには玖珠中学の学生に手作りのお守りを届けに行って受験生を励ましていたことも。中学生たちも、母校の園児からもらうお守りに勇気付けられていました。町中の人に惜しまれながら閉園した玖珠幼稚園、しばらく跡地は残っていますので、所縁のある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。(2018年5月執筆)