名古屋城の天守閣 解体/復元
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名古屋市中区にある名古屋城の天守閣(愛知県名古屋市中区本丸1-1)が2018年5月6日に閉館しました。現在の天守閣は、戦後1959年に再建されたものです。鉄筋コンクリート造ではありますが、忠実に再現されていることや、天守台の石垣が築城当時そのものであることなどから、全国のお城ファンだけではなく、国内外の観光客でいつも賑わっています。金鯱を見るために来訪する人が多いですが、天守閣の内部は地下1階から7階まであり、展示物を前に記念撮影したり、お土産を購入したり、最上階では名古屋の街を見渡すこともできて、だれが訪れても楽しめるようになっていました。長く親しまれてきた天守閣が解体されることには惜しむ声も聞かれますが、2022年12月に木造復元の天守閣が完成するそうです。まだしばらくの間は外観の写真撮影のみできるようなので、解体前に見納めておくのもいいですね。
(2018年6月執筆)
PHOTO:PIXTA