愛知県立愛知工業高校 閉校
- 文化・教育施設
愛知県名古屋市にある愛知県立愛知工業高校(愛知県名古屋市北区福徳町広瀬島350-4)が、2018年3月に閉校しました。1901年に前身の愛知県立工業学校が開校、空襲を経て、1948年に名古屋市北区に現在の愛知工業高校が再建されました。普通科はなく、電子機械科や情報技術科などの専門科が6つ設置されています。普通科では学べない専門的な知識や技術を学ぶことができるので、卒業後は進学よりも就職する人数のほうが多かったようです。また、部活動も盛んに行われていて、授業後は活気があふれていました。体育祭や文化祭などの学校行事も、毎年とても盛り上がっていたようです。男女ともにブレザーの制服で、他校からも人気がありました。100年以上続く伝統校の閉校は残念ですが、すでに愛知県立東山工業高校と統合され、2016年に愛知総合工科高校として開校しています。今後は新しい学校での生徒の飛躍を期待したいですね。(2018年6月執筆)