【三江線】 竹駅 廃駅
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竹駅(島根県邑智郡美郷町乙原竹695)は1958年7月14日に開業した、JR西日本三江線の駅。単式1面1線のホームを持つ地上駅で、ホームには竹でできた人形や竹ぼうきなど、駅名にちなみ、竹でできたものものが飾られていたユニークな駅でもありましたが、2018年4月1日に廃駅となりました。
竹駅周辺には銅ヶ丸鉱山製錬所跡と、江ノ川に浮かび厳島神社を祀っている明神岩という2つの名所があり、訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。かつては竹駅で降車してこの2つの名所をガイド付きで巡る、というイベントも行われていました。しかしその利用者の数は年々減少。廃駅となる直前は、乗車客数が1人以下と利用客も減っていました。鉄道ファンからは秘境駅として知られていた駅でしたが、三江線の廃線に伴い、惜しまれながら60年続いたその役割を終えました。
(2018年12月執筆)
鉄道ファンの間では有名な駅舎でした。
正面の林は竹林でしょうか。
長きに渡りお疲れでした。
PHOTO:PIXTA