丹波市立佐治小学校 閉校
- 文化・教育施設
佐治小学校(丹波市青垣町佐治282番地3)は1873年に小倉妙法寺を借りて「養正舎」としてスタートしました。佐治・青垣の地に根ざしていた佐治小学校も、少子化により2017年3月26日をもって閉校、144年の歴史に幕を閉じました。そして、2017年4月6日から丹羽市内各4校が統合され、丹波市立青垣小学校としてスタートしています。お寺から始まった佐治小学校ですが、人権学習ではお寺の住職をお招きして命の大切さを学ぶなど、勉強以外の学びにも重きをおいていました。2016年には、現在青垣小学校として統合された丹波市内の4校が合同で「世界一大きな絵プロジェクト」の取り組みをして、2020年の東京五輪で展示される絵を作り上げました。青垣の山川で見られるアマゴやバイカモ、セツブンソウなど貴重な動植物やまちの風物をちりばめた絵柄で構成されており、みんなが完成を待ち望んでいます。(2018年10月執筆)
すでに新しい校舎になったのでしょうか。ここに新しい歴史が引き継がれています。
新統合校の正門ですね。
PHOTO:takapon様/PIXTA