九州大学 箱崎キャンパス 閉鎖
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福岡市東区にある九州大学の箱崎キャンパス(福岡県福岡市東区箱崎6丁目10-1)が閉鎖されました。1911年に開校し6つのキャンパスの中のひとつである箱崎キャンパスは、主に文系学部の学び舎となっていました。大学の建物は大正から昭和初期の歴史的な建築物になっており、2008年には経済産業省より「近代化産業遺産群」として認定されました。しかし、建物の老朽化などの理由により2018年9月30日に閉鎖。伊都キャンパスへ完全移転となり、107年もの長い歴史に幕を下ろしています。貴重な建物を解体することに学校内や地域の方々からは残してほしいとの声もありましたが、残念ながら願いは届きませんでした。今後は跡地利用に期待したいところです。もしこの地に思い出のある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?(2018年11月執筆)
旧工学部本館です。見事な建築物です。
応用物質化学機能教室の建物でしょうか。
本部第一庁舎です。長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA