四万十市立八束中学校 閉校
- 文化・教育施設
「日本最後の清流」として知られる四万十川の河口に位置している四万十市立八束中学校(高知県四万十市実崎1230)は1947年に設立。2018年度の学生数は全校生徒で17名ということもあり、小規模校の特色を生かした活動を行っています。地域との関わりや体験学習を行う中で、お互いを「認め合い、高め合う」ことを学んできました。また、同校では「日々のあいさつ」をを徹底しており、10日ごとに指定の場所であいさつ運動を行っています。地域の人からも元気が出る、と評判です。
しかし四万十市では生徒数の減少から、2021年4月を目標に同校を中村西中学校に統合する方向を示しており、いずれ70年を超える歴史を終えることになっています。校区である神崎地区で毎年旧盆に行われる「大文字」の送り火は多くの人が集う有名な行事。周辺を訪れた人も多いのではないでしょうか。この機会にもう一度訪れてみませんか。
(2019年1月執筆)