土原保育園 閉園
- 文化・教育施設
1948年に萩市に開園し、1976年に現在の土原に移転した土原保育園(山口県萩市土原540-2)は、施設の老朽化や民間保育所が受け入れ態勢を拡大したことから2019年3月末に閉園し、71年の歴史に幕を閉じることになりました。地域との関わりも密接だった土原保育園の運動会では、毎年両親はもちろんおじいちゃんおばあちゃんまでが参加できる運動会で、多くの人が童心に返りながら園児との思い出を作ってきました。また、萩市内の地域のお祭りにも積極的に参加。萩市東田町の火災予防運動では、まといを掲げて可愛いはっぴ姿で街を練り歩く園児たちの姿に、多くの住民が癒されていました。そんな土原保育園もいよいよ閉園することになり、土原の街から子どもたちの声が聞こえなくなることを惜しむ声が続々と上がっています。同園に思い出のある方は、もう一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。(2019年3月執筆)
沢山の思い出が詰まった校舎です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:風待人様/PIXTA