県立下関中央工業高等学校 閉校
- 文化・教育施設
山口県立下関中央工業高等学校(山口県下関市後田町四丁目25番1号)が2018年3月をもって廃校されることになりました。独立校としての108年の歴史に幕を下ろします。当校は1910年に下関実業補習学校として設立されました。創立以来、充実した施設・設備と下関の町を見渡す高台にある恵まれた教育環境のもとで、工業技術者の育成に努めてきました。2010年11月には創立百周年。歴史と伝統ある学校ですが、機械技術者のスペシャリストを育てる場としてやはり歴史を持つ「下関工業高等学校」との統合が決定しました。惜しまれつつも独立校としての閉校を迎えることとなり、2016年4月、新たに「山口県立下関工科高等学校」として下関市安岡町で新しく生まれ変わることになりました。山口県下の工業学習校の要、活躍できる人材を育成する場として、より一層地域から期待されています。現在の後田町にある校舎は廃校となります。卒業生の皆様、ゆかりの方々は一度訪問されてみてはいかがでしょうか。(2017年2月執筆)