室蘭市立大沢小学校 閉校
- 文化・教育施設
北海道にある室蘭市立大沢小学校(北海道室蘭市大沢町2-21-6)は、1941年に創立された小学校です。校区はビオトープもあるイタンキ砂浜や、たくさんの自然が残っている地球岬、学校の前に広がる工場群など学びの素材に囲まれている中、子どもたちはのびのびと学んでいます。
同校は鉄鋼会社のお膝元とされていた地区に開校し、ピーク時には1800人を超えるマンモス校となっていた時代もあります。しかし現在は生徒数が減少して少人数の学校になっていますが、その特性を活かし、高学年の子どもたちがリーダーシップを発揮して全員が仲良く生活しています。縦割り班の活動の中で異なる学年と触れ合うことは、お互いを思いやる心を学べる、貴重な機会となっていることでしょう。
しかし、同校は残念ながら学校統合に伴い2020年3月末に閉校することになり、78年の歴史に幕を下ろすことになります。ぜひこの学校に思い出のある人は、もう一度足を運んでその記憶を振り返ってみてはいかがでしょうか。
(2019年6月執筆)