豊浦町立大岸小学校 閉校

  • 文化・教育施設

豊浦町立大岸小学校(北海道虻田郡豊浦町大岸91-1)は北海道にある小学校。1889年に開校した、非常に長い歴史を持つ学校です。小規模な学校ですが、少人数ならではのきめ細かな指導と、学年を超えた交流を行っている点が特徴です。

同校は、地域資源を活かした学びに取り組んでいます。農業や自然を活かした体験学習など地域と連携することにより、郷土愛を高めるような故郷教育に力を入れている点は、同校の特色のひとつといえます。また、2006年にはアーティストの磯崎道佳氏とともに、「ぞうきん船」を作る活動を行いました。これは、児童と地域住民が古着や不要な布で作った新しいぞうきんを集め、学校で縫い付け作業を行いパッチワークによるぞうきん船を作るもの。制作期間はアトリエを開放していましたが、ここが地域住民と児童の交流の場となりました。

このように、さまざまな活動を行ってきた大岸小学校は、統合に伴い2027年3月31日に閉校し、138年の歴史に幕を下ろす予定となっています。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方は、ぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2025年6月執筆)

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