青森県立五所川原工業高等学校 閉校
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青森県五所川原市にある青森県立五所川原工業高等学校(青森県五所川原市大字湊字船越192)が、2023年3月末に閉校し、59年の歴史に幕を下ろします。
同校は、1963年津軽平野の中心部に開校した、西北地域唯一の工業高校。機械科・電子機械科・電気科・情報技術科があり、共通科目に加え、日々変動する工業技術を専門的に学んでいます。学業以外にも、部活動に熱心に取り組んでおり、野球部、バレー部、バスケットボール部といったチームスポーツから、ボクシング部、少林寺拳法部、ウエイトリフティング部などの個人スポーツまで多くの種類があり、大会の出場を目指して頑張っています。
しかし、残念ながら、地域全体が少子化傾向にあり、県立高校再編のため西北地区では閉校に先立って2021年度から同校と金木、鶴田、板柳高校の4校を統合した普通科高校が開校する予定です。同校の校舎が活用されるとのことで、これまで以上に活気あふれる生徒たちの姿が見られることでしょう。
(2019年6月執筆)