下関市立滝部小学校 閉校/統合
- 文化・教育施設
下関市立滝部小学校(山口県下関市豊北町大字滝部1200)は、非常に歴史がある小学校です。同校の職員室とグランドの間には、しだれ桜である糸桜がありました。この桜は、2010年に卒業記念として植えられたもの。毎年葉は出ていたものの、なかなか桜の花を見ることができなかったようです。しかし、2018年の春にようやく初めて蕾をつけ、開花しました。ようやく咲いた桜に、職員も子供たちも、感激ひとしおだったようです。
以前使用していた校舎は1979年に山口県の有形文化財と指定されており、歴史を感じられる雰囲気。現在は下関市立豊北歴史民俗資料館として利用されています。このように、長い歴史の中でさまざまな変遷を経験してきた同校ですが、2019年3月31日に閉校。近隣の小学校との統合により、4月1日からは「新生滝部小学校」として新しいスタートを切っています。
同校にゆかりのある方は、当時の記憶をたどるために、同校をもう一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年7月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:PIXSTAR様/PIXTA