松江市役所 天文台 閉鎖
- 建物・施設
1962年に設立された松江市立天文台(島根県松江市末次町86番地)が、2019年度いっぱいで閉鎖となり、58年の歴史に幕を下ろします。市役所の庁舎が老朽化し2020年度から建て替え工事が始まるためです。この天文台は松江市役所の建設に合わせ設置。役所の屋上に建設された天文台は全国でも珍しく、市民に親しまれています。
天文台ではこれまで、天文愛好家による「松江星の会」が定期的な星空観察会を実施してきたため、幼少期に限らず大人になってからも親子で星を眺めた市民も多いでしょう。新庁舎の建設に伴い、屋上は宍道湖などの眺望も楽しめる展望スペースの設置が予定されていますが、天文台については未定です。松江星の会による観察会は2020年3月まで計画されていますので、家族や懐かしい仲間と訪ねてみてはいかがでしょう。
(2019年9月執筆)