青森県立中里高等学校 閉校
- 文化・教育施設
1976年に開校した青森県立中里高等学校(青森県北津軽郡中泊町大字高根字小金石567)が、2021年で生徒募集を停止、2022年度末に閉校となる予定です。1学年150名で開校しましたが、現在は1学年1学級で、入学者数が20名を下回る状況になっています。
45年の歴史を持つ同校は、津軽北部の唯一の高校として地域に根差した活動が盛んに取り組まれています。五所川原市にある日吉神社で行われるお田植祭には、生徒が早乙女・早男となり田植え神事に参加しています。白い装束を身に着けて田んぼに入った思い出のある卒業生も多いでしょう。
卒業生は3600人ほどとなり、地元だけでなく東京にも同窓会支部があるなど強い結びつきがあります。残りわずかな学校行事に、生徒や保護者だけでなく、卒業生や地元の人もぜひ参加してみてください。
(2019年11月執筆)