青森県立田子高等学校 閉校
- 文化・教育施設
1952年に青森県立三戸高等学校田子分校として開校し、70年近くの歴史を重ねた青森県立田子高等学校(青森県三戸郡田子町大字相米字蝦夷舘1-1)が2021年度末で閉校することになりました。
青森県南部に位置し、1978年に田子高等学校となり、2001年からは、田子中学と上郷中学との連携型中高一貫教育を導入しています。青森県無形文化財に指定もされている田子神楽や盆踊りのナニャドヤラの郷土芸能を継承する部が有名です。全国でも優秀校として表彰され、一年を通じて芸能を披露する会を実施しています。そして郷土の伝統芸能の歴史も学び、食文化や木工などの体験を通じて郷土愛を育んでいます。
歴史ある学び舎は閉校しますが、その美しい歴史が色あせることはありません。機会があれば最後の在籍生徒たちが披露する郷土芸能に触れてみてはいかがでしょう。
(2019年11月執筆)