中津川市立田瀬小学校 閉校
- 文化・教育施設
四方を山や畑で囲まれた、のどかな場所に位置する中津川市立田瀬小学校(岐阜県中津川市田瀬14)が、2020年3月をもって統合のため閉校し、147年の長い歴史に幕を閉じます。
同校は1873年に開校した全校生徒50人弱の小規模学校。地域交流を盛んに行っており、福中校区音楽交流会や田瀬っ子祭りなど、生徒たちはさまざまなイベントに参加していました。また毎年開催される「田瀬小手オリンピック」では、包丁や小刀を使って大根切りやリンゴの皮むきなどの種目に挑戦しました。今後生活するうえで役に立つ体験ということもあり、生徒たちはみんな真剣に取り組んでいたようです。
しかし、児童数の減少により閉校を迎え、4月からは下野小学校と統合されます。またひとつ歴史ある小学校が無くなるのは寂しいですが、もし同校にゆかりのある方は閉校前に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2020年2月執筆)