北海道羽幌炭鉱 閉山
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1970年12月をもって、1935年に操業開始した北海道羽幌炭鉱(北海道苫前郡羽幌町)が
坑内条件の悪化や労働力の低下により閉山しました。
羽幌炭鉱は、人里離れた山奥の田園風景が広がる場所に位置する炭鉱。3つの地区から成っていたこのエリアは当時人口3万人を超える大きな街でした。良質炭が産出することで有名になり、周囲には病院や小学校・炭鉱関係者が住むアパートが建設されました。しかし、閉山後は人々が他地域へ流出しそれぞれの建物は廃墟と化しています。現在は炭鉱が盛んだった当時と変わらない力強さを秘めた巨大な貯炭場が現存しています。
35年間に渡り、かつては多くの人々が生活していた炭鉱。著名なスポーツ選手も輩出してきた羽幌炭鉱の歴史は今後も受け継がれるでしょう。この場所にゆかりのある方は、もう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年5月執筆)
かつてはかなりの賑わいがあった地域のようです。
確かな歴史の証がしずかに佇んでおります。
PHOTO:takahumikawasaki様
VIDEO : m miya 様