夕張市立丁未小学校 閉校
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夕張市立丁未小学校(北海道夕張市丁未14)は、1908年11月24日に開校した小学校です。当時この地区には炭鉱があったことから大きな集落が存在しており、そこに住む多くの子どもたちが丁未小学校に通っていたようです。1959年の児童数は1085名となっていました。
たくさんの子どもたちがこの学校で学んできたものの、1975年3月31日には他の小学校との統合のために閉校し、67年の歴史に幕を下ろしました。当時使用されていた校舎は解体され、閉校記念碑のみが丁未小学校があった証としてこの地に残されています。
現在ではこの地区に住む人はおらず、炭鉱住宅もすべて解体されているとのこと。丁未小学校やこの地区にゆかりのある方はぜひもう一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。忘れてしまっていた懐かしい記憶を思い出すことができるかもしれません。
(2020年6月執筆)
周囲はもう自然に戻る準備ができているかのようです。
確かにここに学び舎が存在した。その証が刻まれております。
ARTWORK & PHOTO:erimax660