福島県立喜多方東高等学校 閉校
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福島県立喜多方東高等学校(福島県県喜多方市字江中子4167)は、1928年に喜多方高等女子高として開校した高校です。その後2000年に男女共学化となったタイミングで現在の名称となりました。2018年には創立90周年の記念式典も行われた、歴史ある学校として知られています。次世代を担う人材の育成・輩出を目指している同校では、少人数授業や科目選択制を導入し、ひとりひとりの進路希望に合わせたカリキュラムを行っています。また、喜多方の伝統工芸である蒔絵の体験授業など、地元の伝統に触れる機会を設けている点も特徴のひとつです。
同校は2022年3月31日に閉校し、新しい統合校として生まれ変わる予定となっています。94年の歴史の中で18,000人以上の卒業生を輩出してきた学校の閉校に対しては寂しさを感じる方もいるかもしれません。同校にゆかりのある方は、今のうちにもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年1月執筆)