富岡町立富岡第二小学校 閉校
- 文化・教育施設
富岡町立富岡第二小学校(福島県双葉郡富岡町本岡王塚36)は、1901年に上手岡分教室が独立したことが、同校の歴史の始まりとして記録が残っています。その後1955年に校名を変更し現在の名称に。さらに1974年には新しい校舎が完成しています。
多くの子どもたちが学ぶ場となってきた同校は、2011年に発生した東日本大震災の影響によって避難を余儀無くされ、子どもたちは福島県田村郡三春町に設置された「三春校」で元気に学んでいました。2018年には富岡町で学校が再開されましたが、同校には子どもたちの元気な姿が戻ることがないまま校舎の解体が決定。さらに、三春校は2022年3月末をもって閉鎖されます。
2022年4月から富岡第一小学校との統合が決定したことから、121年の歴史に幕を下ろすことになりました。すでに校舎は解体されていますが、同校にゆかりのある方はぜひもう一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年3月執筆)
VIDEO : 富岡町公式チャンネル 様