下呂市立下原小学校 閉校
- 文化・教育施設
2021年3月末をもって、下呂市立下原小学校(岐阜県下呂市金山町下原町113)が閉校しました。
1873年に下原村に行三義校と中津原村に中津原義校が創立。飛騨川が流れる山間に位置する同校は全校児童59人の小規模校。自然環境に恵まれた場所とあって、同校の伝統行事のひとつである「自然に親しむ会」や、米作り体験などの課外授業が充実していました。また、地域とのつながりが深く、保護者や地域住民による「見守り隊」が県地域子ども支援賞を受賞するなど、多くの人々の協力を得ながら充実した学校生活を送っていたとのことです。
147年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2021年に閉校。その歴史は新設の統合校の下呂市立金山小学校に引き継がれ、同校の校舎は学び舎としての役目を終えました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年7月執筆)