京極町立南京極小学校 閉校
- 文化・教育施設
京極町立南京極小学校(北海道虻田郡京極町川西156)の源流は1948年にまでさかのぼります。その後、地域の学校として地に足のついた歴史を繋ぎます。そして最後の生徒の巣立ちを見送った歴史の閉幕は2017年3月末。多くの方に惜しまれながら、69年の堂々たる歴史の閉幕となりました。
校庭からは美しい羊蹄山が一望できる南京極小学校。他の人が羨ましがるくらい美しい環境に恵まれた自慢の学び舎でした。地域に深く愛される学校でもあり、運動会などは単なる学校行事でなく地域の大切なイベントであったとのことです。また学芸会などの発表のために厳しい練習を重ねた「羊蹄太鼓」。当校の最後の閉校式においても披露され、大きな拍手が沸き上がったそうです。
当校がその歴史の幕を下ろしてからあまり時間は経過しておりません。この地に再び子供達の歓声が鳴り響くことを信じてみたいものです。ゆかりのある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。70年も前に子供達が眺めた羊蹄山。きっと当時と全く同じ景色があなたを迎えてくれることでしょう。
(2021年6月執筆)
長きに渡り子供たちの登下校を見守り続けてくれました。
沢山の思い出がつまった校舎です。
卒業生、先生、地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:poteto089aaa様