壮瞥町立蟠渓小中学校 閉校
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壮瞥町蟠渓の地に蟠渓簡易教育所が設置されたのが1909年7月のこと。ここが当校の創立起源となります。その後、校舎の建築・校名改称といった歴史をつないでゆきます。創立以来長きに渡り地域にとけこんだ学び舎として活躍し子供達を守りぬきました。そしてついに訪れてしまった閉校は1989年3月のこと。1900年から起算して実に80年の堂々たる歴史の閉幕となりました。
当地のかつての隆盛を偲ばせる旧国鉄胆振線蟠渓駅跡近くの高台に静かに佇む校舎。現在も美しい姿を留めてくれております。かつては自然体験型の施設として活用されていましたが、現在は廃校校舎を利用したカフェが営業しているそうです。ご興味のある方はこの場所に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。おいしいコーヒーを楽しみながら在りし日の学び舎の記憶をたどってみるのもよいかもしれません。
(2021年6月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
この校庭で元気に遊ぶ子供達の姿をもう一度みたいものです。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:poteto089aaa様