上ノ国町立神明小中学校 閉校
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上ノ国町立神明小中学校 (北海道檜山郡上ノ国町湯ノ岱)はかつて北海道檜山郡上ノ国町に存在した学び舎。その源流は1948年、村立湯ノ岱小学校神明ノ沢分教場が誕生した時点にまでさかのぼります。その後、神明ノ沢小学校としての独立・神明小学校への改称・湯ノ岱中学校神明分校の併置・神明中学校としての独立等の歴史を繋ぎます。そして最後の生徒の巣立ちを見送ったのは1977年3月末。多くの方に惜しまれながらの29年の堂々たる歴史の閉幕でした。
現在においては民間事業者さまがご活用されているようですが、かつて子供達が毎日通った木造校舎の姿は現在も健在です。
ご興味のある方はぜひこの地に足を運んでみてはいかがでしょうか。遠くから遠巻きに眺めることで北の大地の学び舎の美しい営みを感じ取ることができるかもしれません。
(2021年6月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:poteto089aaa様