上ノ国町立宮越小学校 閉校
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上ノ国町立宮越小学校 (北海道檜山郡上ノ国町宮越)はかつて北海道檜山郡上ノ国町に存在した学び舎。その源流は1948年の上ノ国村立河北小学校宮越分校の誕生にまでさかのぼります。開校時の児童数は53名でしたがその後生徒数は増加して宮越小学校として独立したのが1956年。しかし地域の人口減少に伴い徐々に在籍生徒数が減少し、残念ながら1998年3月末に当校は閉校します。多くの方に惜しまれながらの50年の堂々たる歴史の閉幕でした。
当初、当校には体育館がなく体育の授業は廊下で実施したり、十分な直線が確保できない校庭をはみ出て坂道を利用して徒競走の尺を確保したそうです。北の大地の学び舎の美しい営みはきっと永遠に記憶されていることでしょう。
(2021年6月執筆)
かつては多くの子供達が歩き回った道でしょうか。
長きに渡り子供たちの登下校を見守り続けてくれました。
卒業生・先生・地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:poteto089aaa様