北上市立口内小学校 閉校
- 文化・教育施設
2023年3月末をもって、北上市立口内小学校(岩手県北上市口内町新町161)が閉校します。
1873年に口内小学校が創立しましたがここが当校の起源となりそうです。同校は様々な伝統文化が息づく自然豊かな場所に位置する小規模校。三角屋根の小さな教室が連なる校舎が特徴で、保育園と隣り合った場所にあり子どもたちはのびのびとした環境で学校生活を送っています。また、自然を生かした景観学習をはじめ、地域と連携した行事も充実。フルマラソンの距離を児童10名以内の選手でたすきリレーをする、安比リレーマラソンにも毎年参加するなどし、こうした様々な体験は子どもたちの心の成長につながっているとのことです。
150年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2023年に閉校予定。新設の統合校の北上市立東桜小学校が誕生しますが、当校は独立校としての歴史に幕を下ろします。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年12月執筆)
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