登米市立横山小学校 閉校
- 文化・教育施設
2023年3月末をもって、登米市立横山小学校(宮城県登米市津山町横山本町91)が閉校します。
1873年に克己小学校と好尚小学校が開校。ここが当校の創立起源となります。自然に恵まれた環境に位置する同校は、児童数55名の小規模校。学区内の小川には鮭やウグイなどの魚が生息し、近くには県の重要指定文化財の横山不動尊があるなど、歴史と伝統溢れる地域で子どもたちは学校生活を送っています。自然を生かした授業では米作りをはじめ、森林や水辺の生き物調査といった学習が充実。運動会や学芸会で披露する伝統芸能「火伏せの獅子舞」の練習も欠かさないなど、特色ある教育活動が注目されています。
150年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2023年に閉校予定。その後1年間仮校舎として活用され、新設の統合校が誕生すると同時に学び舎としての歴史に幕を下ろします。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年1月執筆)
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