上富良野町立日新小学校 閉校
- 文化・教育施設
上富良野町立日新小学校(北海道空知郡上富良野町新井牧場1834-16)は、かつて北海道にあった小学校です。同校は1911年に開校した学校で、村の農家のため新井牧場内に上富良野第四教育所を開設したことがその歴史の始まり。その後1917年には日新尋常小学校と改称されています。
同校の長い歴史の中では、1926年に起きた十勝岳噴火による被害もありました。甚大な被害があったものの、災害が起きてから1ヶ月足らずのうちにもともと学校があった場所から4kmほど離れた場所に臨時校舎を建てて授業を開始したそうです。
地域に愛され長きに渡り当地の子供達を守り抜いた学び舎ですが、1954年3月31日に閉校し、43年の歴史に幕を下ろしました。日新小学校にゆかりのある方はぜひこの場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年11月執筆)
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
当校の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。
PHOTO:poteto089aaa様