上富良野町立江花小学校 閉校
- 文化・教育施設
上富良野町立江花小学校(北海道空知郡上富良野町西5線北23号)は、かつて北海道にあった小学校です。同校は1908年7月に開校した学校。上富良野から芦別方へ向かう途中にその校舎は建てられていました。開校当時は仮校舎にて授業が行われていましたが、その後正式に1947年に江花小学校として改称されています。
雪深い地域です。通学していた子どもたちは、冬には長靴とスキーを履き、遠い人は家から5kmほどの道のり通っていたという史実も残ります。また道徳教育を重視する学び舎でもあり、「誠の道をひとすじに」という教えが守られていました。
しかし江花小学校は1967年3月31日に閉校。卒業生総数は905名、創立以来59年の堂々たる歴史の閉幕でした。江花小学校にゆかりのある方はぜひこの場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年11月執筆)
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
この場所に元気な子供達の歓声が再び響き渡る光景を期待したいものです。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:poteto089aaa様