足寄町立平和小学校 閉校
- 文化・教育施設
足寄町立平和小学校(北海道足寄郡足寄町)はかつて北海道にあった小学校です。同校が開校したのは1906年4月1日のこと。上足寄太簡易教育所として開校後、何度かの改称を経て1955年に現在の名称となっています。
同校は、足寄町の中心から東方面に向かったところにある平和地区にあった学校です。この地域は、1900年に開設された相場農場の所有地が大半だったとされており、平和小学校の開校は農場主が小作人の子弟のための学校づくりを行ったこととされています。
しかし足寄町立平和小学校は1970年3月31日に閉校し、64年の歴史に幕を下ろしました。当時使用されていた校舎は現在は残されていませんが、当時の名残を感じ取れる雰囲気があります。平和小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年12月執筆)
かつて当校に通学する子供達が眺めていた景色に近いのではないでしょうか。
現在では新たな役割を担っているようです。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを忘れずに引き継ぎたいものです。
PHOTO:poteto089aaa様