新冠町立太陽小学校 閉校
- 文化・教育施設
新冠町立太陽小学校(北海道新冠郡新冠町太陽204-5)はかつて北海道にあった小学校です。同校が開校したのは1947年のこと。戦後間もない時期に開校した学び舎です。
同校はこの地域の住民たちの熱い要望により開校した小学校ですが、開校当時は民家を借り受けて学校としていたそうです。当時は丸太を二つに割った机や椅子などを使っていたようですが、1949年に校舎が建築されました。
長きにわたり当地の子供たちを守り続けた新冠町立太陽小学校は2008年3月31日に閉校し、61年の歴史に幕を下ろしました。閉校当時子どもたちが通っていた校舎は、現在は美術館として再利用されています。保存室では、開校した当時の同校が復元されているため、小学校の歴史を感じることができるでしょう。太陽小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年4月執筆)
新たな役割を与えられているかつての校舎です。
玄関もかっこよくリニューアルされています。
ここに学び舎が存在した。その確かな歴史の証が刻まれています。
PHOTO:poteto089aaa様