芽室町立渋山小学校 閉校
- 文化・教育施設
芽室町立渋山小学校(北海道河西郡芽室町渋山8線25)はかつて北海道にあった小学校です。同校が開校したのは1906年のこと。元々は芽室尋常小学校渋山特別教育出張所として設立されたのち、何度か改称を経て1947年に現在の名称となっています。長い歴史の中では、中学校(芽室中学校支部山分校)を併置していた時期もありました。
渋山小学校があった芽室町は、十勝平野の中央部に位置し、道内有数の生産量を誇る小麦やてんさいなどの栽培が行われているなど、大自然に囲まれている地域です。当校の在籍生徒の親御様も農業に従事される方が多かったそうです。
豊かな自然に囲まれていた渋山小学校は1976年3月31日に閉校し、70年の長い歴史に幕を下ろしました。当時使用されていた校舎はすでに取り壊しが行われておりその姿を見ることはできませんが、渋山小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年12月執筆)
懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:poteto089aaa様