片品村立片品小学校 東小川分校 閉校
- 文化・教育施設
2000年3月末をもって、片品村立片品小学校東小川分校(群馬県利根郡片品村東小川1180)が閉校しました。
1953年に東小川分校が設立されますがここが当校の創立起源となりそうです。同分校は、緑の山々に囲まれた高台に位置する小規模校。小さな平屋建ての校舎が山林を背に現在もひっそりと佇んでいます。スキー場が近くにあったため、冬場にはスキーの授業も盛んに行われていたそうです。また、広い校庭にはやぐらが残されており、夏になると盆踊り大会が開催されるなど、地域から愛される分校として今も活用されています。
47年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2000年に閉校。その後は本校に統合され、当校は学び舎としての歴史に幕を下ろしました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年4月執筆)
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様