沼田市立川田小学校 屋形原分校 閉校
- 文化・教育施設
1977年3月末をもって、沼田市立川田小学校 屋形原分校（群馬県沼田市屋形原町12167-3）が閉校しました。
1908年に川田小学校の屋形原分教場として開校。国道17号線を利根川に沿って北上したのどかな屋形原集落にある同校は、赤茶色の屋根が特徴の木造校舎の小規模校。学校内には下駄箱や卓球台などが残されており、校庭には錆びついた遊具の存在が、かつて学校であった証としてひっそりと佇んでいます。また、冬には雪が降り積もるため、雪遊びする子どもたちの元気な声が地域に響き渡っていたとのことです。
69年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら1977年に閉校。沼田市立川田小学校へ統合され、現在校舎は屋形原町農村婦人の家として活用されています。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
（2022年5月執筆）
長きに渡り当地の子供達のゆりかごであり続けました。
半世紀前に子供達が眺めていた景色を大切にしたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様
