沼田市立川田小学校 上川田分校 閉校
- 文化・教育施設
沼田市立川田小学校上川田分校(群馬県沼田市上川田町)が閉校したのは1972年3月末のことです。
1908年に上川田分教場として創立した同校は、シンボルツリーの大きな松の木が立つ、黒い瓦屋根が特徴の小さな学校。広い校庭には当時子どもたちが遊んだジャングルジムや鉄棒などの遊具が現存しています。校舎入口は木造の玄関と時計、スピーカーが残り、当時はこの地域にも子どもたちのにぎやかな声が響き渡っていたとのことです。
64年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら1972年に閉校。沼田市立川田小学校へ統合され、現在校舎は上川田住民センターとして転用されています。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年5月執筆)
かつては地域の子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様