熊石町立雲石小学校見日分校 閉校
- 文化・教育施設
1985年3月末をもって、熊石町立雲石小学校見日分校(北海道二海郡八雲町熊石見日町244)が閉校しました。
1884年に雲石小学校見日分教場として開校。ここが当校の創立起源となります。同校は、日本海に近く、道南屈指の絶景シーサイドルート「日本海追分ソーランライン」が通る側に位置する小規模校。1960年に建てられた平屋建て木造校舎が現存しています。かつては漁業が盛んなこの地域の子どもたちが多く通っていたそうです。しかし、過疎化の影響を受け閉校。現在校舎は地域の人々に管理され大切に活用されています。
101年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら1985年に閉校。熊石町立雲石小学校へ統合となり、当校は独立校としての歴史に幕を下ろしました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年5月執筆)
懐かしい記憶が思い出される方も多いのではないでしょうか。
当時とそれほど変わらない景色のはずです。
小さな学び舎の営みを忘れなくないものです。
PHOTO:poteto089aaa様