追分町立本安平小学校 閉校
- 文化・教育施設
1992年3月末をもって、追分町立本安平小学校(北海道勇払郡安平町追分向陽865)が閉校しました。
1904年にポンアビラ簡易教育所を開設。ここが当校の創立起源となります。同校は、安平川に近く水田地帯が広がる場所に位置する小規模校。赤い三角屋根が特徴の木造平屋建ての小さな校舎が今でも現存しています。当時は児童11名が在籍しており、日々この場所で勉学に励んでいました。しかし、安平川のダム建設により校区一部が水没するため、移転に伴う児童数減少を理由に1992年に閉校。88年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、追分町立追分小学校へ統合され、当校は独立校としての歴史に幕を下ろしました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年5月執筆)
地域の歴史を物語ります。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
卒業生・先生・地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:poteto089aaa様