新治村立猿ヶ京小学校 閉校
- 文化・教育施設
新治村立猿ヶ京小学校(群馬県利根郡みなかみ町相俣1744-15)はかつて群馬県にあった小学校です。同校が開校したのは1874年のことです。
林業と養蚕で栄えた新地村にあった小学校ですが、同校の校舎は1991年に竣工されたものです。地場産の木材が使われていたり、養蚕農家が用いている「越屋根造り」といったこの地域ならではの木造校舎となっている点が特徴といえるでしょう。
この猿ヶ京小学校は2008年3月31日に閉校し、134年の歴史に幕を下ろしました。当時使用されていた校舎は、現在は宿泊施設として使用されています。猿ヶ京小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年8月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様