多可町立八千代中学校 閉校
- 文化・教育施設
2026年3月末をもって、多可町立八千代中学校(兵庫県多可郡多可町八千代区中野間680)が閉校を予定しています。
1970年に八千代町立八千代中学校が創立しましたがここが当校の起源となりそうです。緑の山々に囲まれ、そばには野間川が流れる場所に位置する同校は、生徒数128名が在籍する小規模校。多可町では全国でも珍しい取り組みである「一日ひと褒め条例」を制定しており、同校でも生徒会が中心となって友だちの良いことろを見つけ伝える「ほめほめキャンペーン」を実施しています。また、10年以上の伝統となっている「おにぎり弁当の日」も特色のひとつで、当日は生徒自身が炊いたご飯でおにぎりを作り、弁当として学校に持参。学期に1~2回設けられ、生徒たちも楽しみにしている日となっているそうです。
56年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2026年に閉校予定。新設の統合校が誕生し、当校は学び舎としての歴史に幕を下ろします。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年9月執筆)