Final 1986年3月31日 記事夕張市立登川小中学校 閉校のイメージ画像

夕張市立登川小中学校 閉校

  • 文化・教育施設

1986年3月末をもって、夕張市立登川小中学校(北海道夕張市登川)が閉校しました。

1913年に私立登川小学校、1947年に登川中学校が開校。両校は、国道274号線沿いに位置した小規模校で、小中学校が隣接して建っていました。当時は近くに登川炭鉱があり、ピーク時は児童数700名弱、生徒数は300名弱が在籍。子どもたちの大半が炭鉱で働く家庭だったそうです。また夏にはプール、冬には裏山でのスキー、鼓笛隊などの活動が盛んで、賑やかな学校生活を送っていました。

73年間に渡りこの地域を見守ってきた同校ですが、残念ながら1986年に閉校。地域の学校と統合となりのぞみ小学校が誕生し、独立校としての歴史は閉幕となりました。

現在校舎は解体されており、プールと記念碑の存在のみが学校のあった証として残されています。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年2月執筆)

現在も残される数少ない景色です。

 

かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。

 

確かにここに学び舎が存在した。その証です。

PHOTO:poteto089aaa

 

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