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尾去沢鉱山

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尾去沢鉱山(秋田県鹿角市尾去沢獅子沢13-5)は、かつて秋田県鹿角市にあった銅鉱脈群採堀跡です。その発見は古く708年に銅山が発見されたとの伝説が残るほどでした。

特徴的な史実が豊富な鉱山でもあります。江戸時代には商人等が鉱山を直接経営を行い、採掘の量に応じて運上金を取る「請山」方式と、藩が直接経営する「直山」方式で運営されていました。1889年には岩崎家が経営権を取得。三菱財閥が直接開発を行うようになるとその生産効率は飛躍的に向上しました。1978年の閉山までの産出量は、銅30万t、金4.4t、銀155tと推定されており、長きに渡り地域発展にも大きく寄与しました。日本経済発展に大きく寄与した半面、明治時代の政治スキャンダルである尾去沢鉱山事件や精錬所の硫化泥沈殿貯水池の中沢ダム決壊事故など負の歴史をも併せ持ちます。

閉山後の跡地には選鉱場・シックナー等が残されており、その遺構は土木学会選奨土木遺産や近代化産業遺産に認定されるなど、現在でも歴史ファンが足を運ぶ人気施設になっています。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。秋田の地に眠る経済産業史にかかる歴史ロマンを感じとれることでしょう。

(2023年2月執筆)

尾去沢鉱山

「史跡 尾去沢鉱山」として入場可能な施設となっております。

PHOTO:PIXTA

「尾去沢鉱山ダム決潰事故」。悲劇の歴史が題材になっているようです。。

永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?

 

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