佐渡金山
- 建物・施設
佐渡金山(新潟県佐渡市下相川1305)は、1601年に江戸幕府によって開山された歴史ある金山です。東西3,000m、南北600m、深さ800mに広がる金鉱脈を持ち、日本で最大の金銀山として知られています。江戸時代には日本で使われていた貨幣の多くがこの佐渡金山で算出された金で作られていたという歴史を有します。
開山から閉山までに産出した金は78トン、銀は2,330トン。膨大な量が産出された佐渡金山ですが、資源の枯渇のために1989年3月に操業を停止し、388年の歴史に幕を下ろしています。
国の重要文化財、史跡、近代化産業遺産として指定された坑道跡や採掘、製錬施設などが残されており、当時の産業遺産を見学できる観光地として多くの人が訪れています。この佐渡金山に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年3月)
在りし日の営みを現在に伝えます。
歴史ロマンあふれる場所です。
PHOTO:PIXTA
黄金の島「佐渡」。世界的にも希少な鉱山都市としての史実を有します。
この機に永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?