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水戸市水道低区配水塔

  • 建物・施設

水戸市水道低区配水塔(茨城県水戸市北見町126-14)は、水道水供給のためかつて使われていた給水塔です。高さ21.6メートル、直径11.2メートルの鉄筋コンクリート製給水塔であり、水戸市街の低地部分に給水を行っていました。

この給水塔は1932年に建築されたものですが、その美しいデザインから建築当時には水戸市の新名所として評判になったといわれています。正面上部2箇所に加えて、10箇所の窓にレリーフが彫られているほか、入り口の上にはゴシック風の装飾が施されるなど、印象的な外観が目を引きます。

水戸市水道低区配水塔は2000年3月に現役を退き68年の歴史に幕を下ろしていますが、国の登録有形文化財に指定されているほか近代化遺産や土木遺産として選定されるなど高く評価されています。その美しい佇まいの魅力だけでなく、当地の水道インフラ整備にかかる歴史ロマンが溢れる場所でもあります。この水戸市水道低区配水塔に興味のある方は、ぜひ一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年6月執筆)

PHOTO:PIXTA

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