五島市立奥浦中学校 閉校

  • 文化・教育施設

五島市立奥浦中学校(長崎県五島市奥浦町1415-1)が、2024年3月末、福江中学校への統合のため、閉校となります。

当校は、カトリック教会が点在する福江島北東部にあり、緩やかな稜線を描く丘陵地に囲まれた穏やかな奥浦湾の傍らに佇む中学校です。その歴史は古く、1947年(昭和22年)に新制中学校の奥浦中学校が誕生する以前から、奥浦国民学校の高等科として歴史が積み重ねられていました。新制中学誕生後、奥浦中学校の建物は順次整備され、1950年(昭和25年)には校舎が完成、その後も徐々に教室や学習施設が増えていきました。

多くの子供たちを送り出してきた当校ですが、近年は小規模校となり、2023年度は生徒数28名となっています。人数が少ない中でも、バレーボールや陸上競技、ロボットコンテストに熱心に取り組み、数々の大会で成績を残してきています。運動会や駅伝といった学校行事も盛んで、子供たちの練習や先生方の指導にも熱が入ります。

長きに渡り当地の子供たちを見守ってきた学び舎に、77年の長い歴史の終わりが近づいています。興味を持たれた方は、一度この地を訪れてみてはいかがでしょうか。

(2023年9月執筆)

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