野辺地防雪原林
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野辺地防雪原林は、1893年に日本鉄道株式会社により植林された日本最古の鉄道防雪原林で、青森県野辺地町に位置します。
この地域は冬期に雪が多く、吹雪によって線路が埋まり、列車の運行に支障が生じていました。そこで恒久的な防雪施設を設けて円滑な運行が図られるよう設置されました。野辺地駅のホーム西側に2kmにわたって約700本の杉林が植林され、吹雪の影響を緩和し線路をやさしく守ります。
この林の誕生に大きな影響を与えたのが、日本初の林学博士である本多静六氏。後に「日本の公園の父」とも称された人物です。鉄道記念物に指定されており、青い森鉄道株式会社により維持管理されています。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年11月執筆)
「日本の公園の父」本多静六氏。巨万の冨を築いた投資家でもあります。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?