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旧北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓

  • 建物・施設

旧北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓は、北海道三笠市にある北海道遺産に指定されている建造物です。

1919年に建設された現存する道内最古の立坑櫓です。高さ約10m・深さ195m・内径4.5mの構造を有します。坑櫓は、石炭を採掘するために掘られた立坑の上部に設置され、石炭や鉱員の昇降、採掘した石炭の搬出に使用されていました。

北炭幾春別炭鉱は、1885年に開鉱し、最盛期には約4,000人の炭鉱労働者が労働するなど隆盛を極めました。しかし、1960年代以降の炭鉱産業衰退に合わせ、1972年に閉山しました。錦立坑櫓は、閉山後も保存され、2007年に北海道遺産に指定されます。現在は、三笠市立博物館野外博物館の施設として一般公開されており、当時の炭鉱の様子を知ることができます。

旧北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓は、北海道の炭鉱産業の歴史を今に伝える貴重な遺構です。ご興味の興味がある人は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

(2024年1月執筆)

在りし日の営みを感じ取ることができる施設です。

PHOTO:写真AC

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