大船渡市立末崎中学校 閉校
- 文化・教育施設
大船渡市立末崎中学校（岩手県大船渡市末崎町平林72-13）は岩手県にある中学校です。同校は1947年に末崎小学校に併設される形で創設されました。その2年後の1949年には新しく校舎が完成しています。
同校は特色ある教育活動に取り組んできた学校です。例えば「産土タイム」と呼ばれる総合的な学習時間では、「海と生きる」「人と生きる」という2つのテーマに分かれて活動を行います。「海と生きる」ではワカメの養殖や加工に取り組み、「人と生きる」では人権教育に取り組んでいます。そのほかにもボランティア活動や七福神（郷土芸能）に取り組むなど、地域との関わりも非常に深い学校であるといえそうです。
同校ならではの活動を行ってきた末崎中学校ですが、2025年3月31日に閉校し、78年の歴史に幕を下ろす予定となっています。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
（2024年7月執筆）
