本寺保育園 閉園
- 文化・教育施設
本寺保育園（岩手県一関市厳美町字若井原159-3）が60年の歴史に幕を下ろします。同園は1959年に本寺幼稚園として創立された後、1997年の4月に一関市立本寺保育園として開園。保育園となってからは112人の卒園生を排出してきたものの、ここ数年は30名の定員に対して１桁の園児数が続いていました。やはり少子化の影響は避けられず、2018年度の入園予定者はなしということから閉園が決まり、2018年3月16日に閉園式が行われました。この閉園式には、賑やかに子どもたちの声が響いていた頃の本寺保育園の姿を知る地域住民や関係者50人が出席。子どもたちによる合唱なども行われ、惜しまれながら閉園の日を迎えました。同地区では、同保育園のほかにも小学校と中学校も閉校したことから地域の教育機関が無くなったことに対する寂しさの声も上がっています。（2018年5月執筆）
