筥崎宮の大鳥居 解体/撤去
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福岡県福岡市東区箱崎にある、筥崎宮の大鳥居(福岡県福岡市東区箱崎1-22-1)が老朽化のため解体されました。88年の歴史の閉幕です。この大鳥居は1930年、田川市の初代市長を務めた林田春次郎氏の寄進によって建立されたものです。大通りからもよく見える大鳥居は、筥崎宮のシンボルとも言える存在。筥崎宮で毎年秋に行われる「放生会」では、多くの人が鳥居の下を行き交いお祭りを楽しんでいました。大鳥居をくぐった先にある浜で、普段から海を眺めたり休憩したりしていた現地の人々からは名残を惜しむ声が上がっています。残念ながら2018年4月末をもって大鳥居は完全に取り壊されてしまいましたが、在りし日の思い出を懐かしみにぜひ現地を訪れてみてはいかがでしょうか。(2018年7月執筆)
実に立派な堂々たる佇まいです。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA